複数種類の食品を袋や箱に詰め合わせて販売する場合、各食品について個別に外装に表示することが原則です。

ただし詰め合わせるタイミングや梱包の状態により外装への表示が義務ではなくなる場合があります。

どのような場合にそうなるかは下のチャートでご確認ください。

＊カップ麺や即席みそ汁のように各構成品を全て組み合わせて食べる食品は異なります。

名称を「〇〇詰め合わせ」等として、一枚のラベルにまとめて表示することが可能です。

ただし各項目において、それがどの食品についての表示なのかが明確に分かるようにする必要があります。

＊項目ごとの解説を分かりやすくするため、表示例では項目の表示を一部省略しています。

＊実際の表示ではアレルゲンや原料原産地の表示等が必要です。詳細は各解説ページを確認してください。

＊ページ上部のチャートにあるように、詰め合わせた食品一つ一つに表示がありそれを外装から認識できる場合は、改めて外装に表示する必要はありません。

上の表示例では省略していましたが、新しい原料原産地の表示では重量割合上位１位の原材料について原産地または製造地を表示することとなっています。

• 詰め合わせ食品の場合、構成要素となる加工食品Aと加工食品Bそれぞれの重量割合上位１位の原材料のうち、詰め合わせ食品全体で見て重量割合が最も高い原材料に原料原産地表示を行う必要があります。
• ただしクッキー詰め合わせのように構成要素の食品がそれぞれ独立した食品である場合は、それぞれの重量割合上位1位の原材料について表示することが望ましいとされています。
• 加工食品AとBで同じ原材料が使われていても合算は行いません。 

＊詳細は原料原産地表示ページをご覧ください。

栄養成分表示はそれぞれの食品毎に表示します。

ただしその他の表示と同様、詰め合わせた食品それぞれに表示があり、外装からその表示が確認できる場合は、改めて外装に表示する必要はありません。