今回のコンクールでは、堺の地域性の取り入れ方について、「堺の地域性を取り入れることによって効果的に商品の魅力を向上させている」と、審査員の過半数が認めた場合にのみ加点する方式としました。
今年は雑貨製品の募集に対して7施設から10製品の応募があり、イオンモール堺鉄砲町での一次審査と審査員による本審査により、受賞製品が決定しました。
製品名:COFUN Honey ピアス・イヤリング
事業所:シーズファクトリー
価格:\450
羊毛フェルトで前方後円墳やハニワ、百舌鳥をかたどったピアスやイヤリングです。
羊毛フェルトは全て手作業で成形されています。
製品名:COCOFORM(ココフォルム)
事業所:キャンバス
価格:\500
石けん素地とエッセンシャルオイルを使用した、手肌と地球に優しい台所用せっけんです。
5種類の色と香りがあり、お好みに合わせて選ぶことができます。(エッセンシャルオイル4種+無香料)
当初は昨年と同様にイオンモール堺鉄砲町と堺市役所の2ヶ所で、市民の投票による審査を行う予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の拡大、それにともなう緊急事態宣言の発令により堺市役所での開催は中止となり、イオンモール堺鉄砲町でのみ製品の展示と投票を行いました。
今回は授産製品を扱うショップのPASSER(パッセ)イオンモール堺鉄砲町店に販売ブースを併設していただき、互いにお客様への声かけや誘導で協力しながら行いました。
例年では審査員と応募事業所が一堂に会する審査会を開催し、その場で製品のプレゼンテーションと質疑応答、受賞製品の発表を行っています。しかし今回は、新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言の発令を受け、事業所が作成したプレゼンテーション動画と製品を各審査員にお届けして採点をする形式へと変更をしました。
急遽、審査方法を変えることとなりましたが、プレゼンテーション動画は事業所ごとの個性があふれる動画が集まり、審査員の皆様も例年以上に時間をかけて鋭い質問や意見を寄せてくださり、とても良い審査を実施することができました。
(審査員名)
●岡田 忠克 (関西大学人間健康学部 教授)
●中田 博紀 (イオンリテール株式会社 イオンスタイル堺鉄砲町 店長)
●北中 賢治 (株式会社こふれ ディレクター)
●松永 友美(株式会社つーる・ど・堺 紙café 店主)
堺市長賞を含め、多くの製品の点数が接近したコンクールとなりました。
特に2位の金賞については、3位以下との点数が非常に僅差で、少しの差が受賞を分ける結果となっています。
審査員からも、加工やコンセプトについて高い評価を寄せられた製品が複数ありました。
一方で製品そのものの加工への評価とは別に「したいことではなく、どんなものが買ってもらえるのかを考えることが大事」、「市場の動向を見て売り出し方を考えることが必要」など、「どう売るか」、「どんな消費者をターゲットにするか」を見据えた開発が重要であるとの意見が目立ちました。
他にも非常に参考になる意見が多数寄せられており、各事業所にもフィードバックしています。事業所の皆様には、そのアドバイスをぜひ今後の製品開発に活かしてもらいたいと思います。
※開催日は変更になることがあります。詳しくは当センターもしくは各区役所へお問い合わせください。
堺区 |
エールdeさかい 10月9日(水) |
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東区 |
らららEAST |
西区 |
にしにし市 毎月第3木曜日 |
美原区 |
ド レ 美原♬ マルシェ |
北区 |
きたきてまるしぇ |
南区 |
ギャラリーみなみかぜ |
中区 |
ナカ・ナカマ♡ ネットワーク 令和7年2月開催予定 |