授産製品の販路拡大と障がい者の自立と社会参加の促進を図るための一環として、第2回目が開催されました。
部門は食品・雑貨・アート・アパレル・地元貢献の5部門に分かれ、堺市長賞とは別にそれぞれの部門に金賞がもうけられました。
商品名 オリジナルデザインノート
単価 500円(税込)
アピールポイント
障がいを持った方の余暇活動として行っている絵画倶楽部で描かれた絵画作品を表紙に利用し、作品の題名と作者名のシールをブックカバーの内側に貼りました。ノートもペン運びの良い上質紙を使用し、A5サイズの64ページと持ち運びにも便利です。
製造者 ユウの家
商品名 チュイール(アーモンド・ゴマ・ココナッツ)
単価 100円(税込)
アピールポイント
お煎餅のように薄くパリパリした食感で、アーモンド・ゴマ・ココナッツの3種類の味があり、どれも素材が生きています。販売会等に出せば、毎回ほとんど完売してしまうほどの人気商品です。
製造者 第2ほくぶ障害者作業所
商品名 オリジナルデザインノート
製造者 ユウの家
※「アート部門 金賞」は堺市長賞を受賞したワークスユウの家が製造したオリジナルデザインノートです。詳細は「堺市長賞」の欄をご参照ください。
商品名 柿渋染め&型染めエコバック
単価 350円(税込)
アピールポイント
柿渋染めを行ったバックに着物の振袖や留袖の絵柄や模様を表現する『京友禅型染め』の伝統的技法を用いて仕上げています。同じ型紙を使用して、絵柄や模様を染めても利用者の力加減で色合いを表現するため、同じ物が出来ないのが型染めであり、世界に一つしかないオリジナルの作品です。色選びも利用者の色彩感覚や創造に委ねて製作しています。
製造者 堺あけぼの園
商品名 指文字Tシャツ
単価 2,000円(税込)
アピールポイント
ほくぶ障害者作業所には20人程度の聴覚障害者が通所されており、このTシャツには指文字がプリントされており、聴覚障害に対する理解を広げていく目的で製作されました。毎年、全国の聴覚障害関係施設や手話サークル、学校等で販売を行っています。
製造者 ほくぶ障害者作業所
商品名 草木染め のれん
単価 1,000円(税込)
アピールポイント
玉ねぎ・黄花コスモス・藍・コチニールを染料にし、地域で頂いた「さらし」布に輪ゴムとビー玉を使って、絞り染めをしました。草木染め特有のやさしい色合いと温かな風合いです。
製造者 堺あすなろ園
平成24年2月7日に書類審査を通過した商品(食品部門15品、雑貨部門15品、アート部門4品、アパレル部門5品、地元貢献部門4品)が本審査に進みました。
授産活動を行っている障害者福祉事業所で構成されているパッセネットワークの職員により商品のアピールポイントを説明して頂きました。
審査基準としては、以下の点を重視して採点されました。
●食品部門においては味・食感・見た目・パッケージ
●雑貨部門においては素材・製法・流行性
●アート部門においてはデザイン・オリジナリティ
●アパレル部門及び地元貢献部門においてはアイデア
審査は以下の審査員によって、行われました。
(審査員名)
山本 憲司(大阪成蹊大学)
小野 貴史(学校法人辻学園 辻学園調理・製菓専門学校)
岡村 荀(堺デザイン協会)
豊田 みどり(大阪府中小企業家同友会)
田中 伸五(堺市商工労働部)
森 功一(堺市観光部)
森下 由放(堺市障害福祉部)
審査員の方々からは、温かくも厳しい以下の総評がありました。
「食品については、市販の商品と遜色ないほどの商品がたくさんあった。ただ、商品の良さがパッケージやデザインから伝わってこないと最終的に消費者の購買にはつながりにくいのが現実であるため、その点は非常に残念に感じる。商品開発をしていくうえで、お金を出して商品を買っていただくという重みを今後も考えていく必要がある。
雑貨はまだまだ品質向上していくべき要素がたくさんあるため、雑貨に取り組む事業所がたくさん増えればと期待している。」
授産製品においても、「売る」ための商品の見せ方をすることが、今後改善していくべき重要課題であることを認識させられました。
※開催日は変更になることがあります。詳しくは当センターもしくは各区役所へお問い合わせください。
堺区 |
エールdeさかい 11月20日(水) |
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東区 |
らららEAST |
西区 |
にしにし市 毎月第3木曜日 |
美原区 |
ド レ 美原♬ マルシェ |
北区 |
きたきてまるしぇ |
南区 |
ギャラリーみなみかぜ |
中区 |
ナカ・ナカマ♡ ネットワーク 令和7年2月開催予定 |