今年度はより気軽に応募して頂けるように書類審査を廃止し、応募製品を健康福祉プラザで開催したアートイベント「プラザアートフェスティバル」会場に展示するのみとしました。

　部門と賞は、昨年度に引き続いて食品と雑貨の２部門で審査を行い、両部門を通した最優秀製品に「堺市長賞」を、堺市長賞を除いた各部門最上位製品に「金賞」を授与しました。

　またＮＰＯ法人商業まちづくりネットのご協力による、「ガシ横マーケット・プラス」（毎月第三日曜日に堺東商店街で開催）会場での一般審査も昨年同様に行いました。

　製品の展示と審査を通して多くの方に授産製品の品質の高さを知って頂くことができ、とても有意義なイベントとすることができました。

アピールポイント

クリームチーズにホワイトチョコを混ぜ込むことにより、ちょっと変わったチーズケーキに仕上がっています。

しっとりとしたベイクドチーズとサクサクとしたシュクレ（クッキー生地）の相性は抜群。

スティック状なので手軽に食べていただけるお菓子です。

製造者　青い鳥

平成28年1月17日、堺東商店街のイベント「ガシ横マーケットプラス」会場で、応募製品（食品部門6品、雑貨部門4品）を一般市民に審査、投票してもらいました。

製品はどれも好評で、ご協力くださった方から何人もが、その場で製品を購入されていました。

平成28年2月18日に堺市立健康福祉プラザにて本審査を行い、一般審査を経た応募製品（食品部門6品、雑貨部門4品）を「製品完成度」や「消費者への訴求」、「製品デザイン」、「利用者の取り組み」、「ブランド力」、「プレゼンテーション」という視点から、下記の審査員の方々に審査して頂きました。

昨年同様に応募施設によるプレゼンテーションが行われ、審査員との質疑応答を経て点数がつけられます。

今回のコンクールも、審査に進んだすべての事業所から職員・利用者が参加され、製品一つ一つにかけられる審査委員の指摘や助言に耳を傾けていただくことができました。

（審査員名）

●山本　憲司（元大阪成蹊大学教授）

●矢野　真一（学校法人三幸学園　辻学園調理・製菓専門学校）

●豊田　みどり（大阪府中小企業家同友会）

●牧　文彦（ＮPО法人Deeppeople）

●長尾　正志（堺市健康福祉局　障害福祉部）

審査委員の皆様からは、製品それぞれへのアドバイスとともに、本コンクールを通して、以下のようなお言葉もいただきました。

「今年で3度目の審査員だが、年々品質の向上を実感している。今回はパッケージや保存期間など、一般市場での流通に対応できそうな製品も出品されていて嬉しい。もう少しで大きく品質が伸びる製品もあるので、色々と難しい点は有ると思うが、がんばってほしい。」

「製品を作る時は、その製品だけではなく、売り手や買い手のことを思い浮かべながら作ってほしい。そうして人に喜ばれるものを作っていけば、必ず成功することができる。」

今回のコンクールでは、パッケージと品質共に高いレベルにある製品が複数出品され、審査員から事業所の努力を讃える言葉が多数聞かれる審査となりました。

当センターとしても、これらの製品を広く紹介するべく、様々な活動を展開してまいります。